本のこと日記
2007年03月の本のこと日記
2007.03.24 『ぬるい眠り』江國香織
江國香織さんがとても好きです。
江國さんの作品はブァーーーーーーーっと読まずに、ゆっくりゆっくり一言一言かみしめながら読みます。
だからあんまり電車の中では読まなくて、家やカフェでゆっくり読みます。
江國さんの作品を読んでいると、
時間がやさしく、でも残酷にゆ〜っくり流れていて、
読み終わると、
幸福で、でも、何故かけだるい気持ちにもなります。
生活のすべてが瑞々しく、大切に思えるのが江國ワールド。
私が江國さんを好きな理由・・・。
きっと私は、自分のセカセカした生活と真逆にあるから、江國さんが好きなのかも。
一種の現実トリップ。
忙しくて何かを省みたりゆっくり考えたりする余裕のない毎日の時間をそっと止めてくれるのが江國さんの作品です。
で、待望の新刊「ぬるい眠り」は全9編の短編集です。
中で、わたしが一番好きな作品は「とろとろ」。
大好きで大好きで、好きすぎてたまらない彼氏がいるのに、いろんな男性と関係をもってしまう女性の話。
いや、好きすぎてたまらない「のに」じゃなくて、好きすぎてたまらない「から」なのだ、実は。
すっごくわかる。
とくに印象的だったのはこのフレーズ。
誰かを好きになると、膨大な量の甘い言葉が必要になる。私は怪物みたいに、そういう言葉を端から食べつくす。まるで痴呆症のわにみたいに貪欲に。
私だって必要なのだ。誰かを好きになりすぎて、ほんとうにあまりにも好きになりすぎて、自分のバランスがくずれるので怖くて、壊れそうでどうしようもなく怖くて、日々なんとかバランスを保つ。
好きになった人にとことんゾッコンになってしまいがちな私の気持ちはまさにコレなのよ!
お会いしたことはありませんが(いつかお会いしたいです)、ナマの江國さんはきっと、穏やかでゆっくりとした女性なんだろうなあ。
(By みっちょりーな)
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短編がこれほど魅力的な作家だったとは
ケイトウの赤、やなぎの緑
再読済みの短中編が多かったがまた読んでみると面白い2007.03.13 『おっぱいバレー』水野宗徳
思わずジャケ買い?いや、タイトル買いしたこの本ですが、
なかなかね、勇気が要りますよォ、満員電車の中で読むのはっ!
ちょっとした罰ゲーム。
言っときますがエロ本じゃありません!
「キモ部」と言われるほど痛い存在の三ヶ崎中学の男子バレー部。
ただでさえ青春真っ只中、多分40秒に1回は女子のことを考えている彼ら。
「試合に勝てば先生がおっぱいをみせてくれる」ってことになっちゃったもんだから、こりゃもうえらいこっちゃ。
無駄にあまっている体力、情熱、汗、涙をひたむきにおっぱいへと捧げるのだ。
はたして、男子どもは先生のおっぱいを拝むことができたのでしょうか!!!
ってな感じで、おっぱい目指して奮闘するスポ根物語です。
ここ一番の掛け声は
オー・パイ!
オー・パイ!
オーーーーー!
かなり面白い!!!
マジ面白い!!!
本気で青春をおっぱいにかけてるからすごい!
中学生男子におけるおっぱいパワーがこんなにすごいものだとは思いませんでした。
女子にはない感覚だわ。
「頑張れば好きな男子の○○を見せてあげます!」なんて言われちゃったら逆に困るもん。っていうか見たくないし、ね。
女子はあくまで好きな男子に対してプラトニックでいたいもの。
他の男子は汗臭くても、好きな男子の汗はいい香り。
他の男子は毛深くてイヤでも、好きな男子の体毛はワイルドでかっこいいと感じるもの。
そう、女子にとって好きな男子は王子様♥うふ♥
う○ちやゲップはしません。
まして、○○なんて想像もできません。
でも・・・男子は違うのね・・・。
こんなに想像力たくましい生き物だったのね。
つくづく、父 乳は偉大だと思うわ。
わたしも巨乳に生まれていれば人生変わったのかしら?
余談ですがわたくし・・・
『もし朝起きたら自分が巨乳になっていたら・・・』
なんて一日を想像しては虚しくなる今日この頃です。
追伸:続編「おっぱいバレー・リターンズ」が今後出る予定だそうで・・・とても楽しみです。
(By ミッチョリーナ)
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ノベライズ本のような青春小説
ちょっと考えて欲しい
オーパイ!オーパイ!オーパイ!の威力2007.03.10 『アタシがマツコ・デラックス!』マツコ・デラックス
つきあってた男子に「会いた〜い♥」などとかわいく甘えてみたところ、「え?オレ別に会いたいとか思わないけど」と軽くあしらわれた私。
「クソッ!!!」。湧き上がる怒り。
「あたしってば世界一愛されてない女だわ!」漂う悲壮感。
そんなムシャクシャした気分で読み始めた『アタシがマツコ・デラックス』。
マツコさんをご存じない方に説明しますと、マツコさんは体重140kg、スリーサイズは上から140/140/140のセクスィーな女装さん。『アタシがマツコ・デラックス!』はそんなマツコさんがお届けする恋あり、涙あり、笑いありの自伝エッセイだ。
ちなみにわたし、現在TBS系列で放送中のお昼の生番組「ピンポン!」でマツコさんにお世話になっています。
あまりに人生経験豊富なすばらしい方なので、今じゃあ私、殿方に出会うたびに「ねえマツコさん、コレコレこういう人と出会って、今こんな感じなんですけど、どう思います?」と恋の相談をしちゃってます。
「あたしに相談してどうするのよ!」とマツコさんはおっしゃいますが、
だって・・・なんだかマツコさん、肥えてる気がするんですもの。え?何が肥えてるって「目」ですよ「目」。決して「ボデー」じゃないですよ。オトコを見る目が肥えてるってことです。
さて、この本はマツコさんの毎日の大変さがつづられています。マツコさん、私が何か相談すると必ず「生きるって大変なことなのよ!」と返信してきますが、まさに「『マツコさん』として生きるって、ホント大変なのねえ」と実感しちゃいます。
だって・・・太りすぎてビルの間から出られなくなったり、付き合った男に真冬の山中に置き去りにされたり、自分の寝小便に浸かってしまっていたり・・・もうね、毎日大変よ!
そもそもそのナイスバデーを維持するのだって相当大変なわけです。本の中に、マツコさんの一日の食事が書いてありますが、これが・・・ハンパない!
ここにご紹介したいところですがもったいないので書きません。買って読んでください。
おやおやおや、読んでいるうちに私の周りに漂っていた怒りと悲壮感はすっかり消え、すっかりポジティブ シンキングに!
「いいじゃん!別に。マツコさんなんてこんなに生き辛い毎日なのに、あんなにすてきに楽しく暮らしているのよ!」
私だってあんなオトコでくよくよしちゃいられないわ!さ、街にでて化粧のひとつでも勉強してオンナを磨きましょ。
なぜか読むとやけに前向きになれるすてきな本『アタシがマツコ・デラックス』。
マツコさんほど美意識が高く、繊細で女性、いや、男性?いや、やっぱり女性?
とにかく女性よ!マツコさんほど女性らしい方を私は見たことがありません。
今の私にとって、マツコさんは憧れの美の女神です!
(By ミッチョリーナ)
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何度読み返してもおもしろい!
読む人は選ぶ本ですね。
立ち読みしにくい本


